夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2012年06月

小生は長い間長刀ペン先は避けてきたと言っていいだろう、寝かせば太く立てれば細くとその良さは解ってはいたのだが、気分的に筆記角度が制約される事に抵抗があったのと、さすがにインクの減りが想像出来るだけに躊躇っていたのだ。でも今は何も抵抗がない、ないどころかとても気に入っている。長刀エンペラーからせせらぐ途切れる事のないインク、自在にペン先を操りながらの筆記は楽しいの一言。エンペラーと名前こそ大げさだが、見栄えに決して威張りはない。爺の枯れた手のひらに孫の手を重ねたような快感さえ覚える。だがこちらの方はいつまで遊んでくれる事やら?長刀にはエンペラーを、爺の枯手には孫の手や・・(笑)
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中国出張ばかりの小生だが、最近インドネシアが華やか且賑やかなようだ。工場進出もあちらこちらで耳にするが人口2億のインドネシアは経済発展と共に夢を見る人達も増えてきたようだ。更にここの人達はどうやら日本の事が好きらしい、今年は忙しいので来年、現地の様子を見てみようかと思っている。さてまた新たな梦でも観ることが出来れば楽しい。ん?よく考えたら原資と寿命が足りねぇ~か・・(笑)
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朝から変だなって思っていたら、どうやら風邪をひいて熱で体中の関節がだるくダウンしてしまった。おかげで予定のレセプション出席出来ず。孫がいつも嫌がっていた冷えピタをされ思わず「ギャー!」と声が漏れ、それを観た孫どもに「ぎゃまんしないとにゃおらないよ」と言われてしまった(笑)

また本日、19名の若き少年少女たちが母国中国に帰る。小生は、事故も病気もなく日本に来た子たちが無事3年を全うしてくれる事が何よりも嬉しい。中には世話の焼ける子や心配ばかりかける子もいるが、それぞれが外国の空気を吸って将来の中国で梦を叶えてくれることを期待したい。空港で別れ際に「よく頑張ったね、でもこれからが大切だからこの3年間を無駄にせず幸せになれよ」とひとりひとり手を握り別れをするのも恒例になったが、その手のぬくもりの感触はひとりとして同じではないからいつも新鮮で愛おしい。
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おじいさんは昔からおじいさんではなかったのじゃと子達に言い聞かせるのだが、どうやらず~~とお爺さんをやっているように思われているようだ(笑)好きで歳をとったわけでもないが、いつまでも若ければこれまた怪物。されど年齢を経ることは悪いことばかりではない。むしろ良い事も多いようにも想える。場に飽きたら疲れたと言えば消えられるし、気が向かなければ体調悪しと言い切れば気を悪くされることもない。欲しいモノがあれば冥土の土産にと駄々をこねれば何とかなるし聞き辛いことがあれば最近耳が遠くなったからと聞かなければ良い、何事も無理に記憶せず適当に忘れたとボケられる、まぁ~これは悲しいかな事実かも知れんが・・。楽しいことだけ大脳に焼付け嫌なことは痴呆の彼方に消せば良いのである。大きな声では言えないが足腰が弱くなった分、知恵を使うも年寄りの特権なのかも知れない・・アブノーマルな若者は風変わりなヘンタイ爺さんに成長してしまうものなのかも?(笑)
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先日、小学校の同窓会にお邪魔させてもらった。さすがに半世紀が経ち何方様もおじいちゃま、おばあちゃまと呼ばれても不思議はない年齢なのにお互いに顔を見渡せばあの元気だった頃の少年少女にタイムスリップしてしまうのは摩訶不思議なものである。中には杖を片手にした元悪餓鬼やら今も変わらぬ?マドンナ婆様やらで口々に出て来るのは孫の数と病気の自慢、いやはや光陰矢のごとしである。来られた方は十数名だったが、何方様もみな様お元気でナニヨリ、小生は過って密かに隣の席に座りたくてもそれも叶わなかった今おばあちゃまのお隣に座らせて頂き、心は複雑に動揺・・(笑)久しぶりにあの頃に想いを馳せ少年に戻らせてもらった。もっともっとやりたい事をやって言いたい事をあの時に言っておけば良かったかと想いは巡る?[少年老い易く学成り難し]である(笑)

革を遊び革で創作し革に縁が広がる。匠みな方々は巧みの技で心を揺さぶり遊びながら人の喜こびを楽しむのが趣味、これまた粋でお洒落な風情。写真左はTAKUYA氏創作の革根付け[開幸]・右写真はでらくろ氏創作の新[ペンジャケット] 世のヘンタイどもを楽しませてくれるこうした小物、どちらも共通して言える事は創る側も使う側も遊び心の創作と言う意味で紙と鋏の如く可魅?一重なのであろう(笑)
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岡崎にある[竹内文具店]がナイト営業と聞いてペンランド店長と共にひょっこりお邪魔させてもらった。ちょうどその日はT・MBHのTAKUYAさんが実演されており、時間も遅かったにも関わらず常連さんで賑わっていた。そんな竹内さんで見つけてしまったのが、柘製作所さんの富士のコンビとマーブルエボナイト、小生は下の記事[パイプスタンド]に載せた尾軸もブライヤーにした富士コンビを持ってはいるが、尾軸をブライヤーに改良したやら、軸に漆を塗ってしまったやら、クリップ部分を磨きすぎてシルバー地になってしまって交換したやら、オリジナル状態には程遠くなってしまったので、この際ご縁だと想い新たに富士のコンビを再び購入させてもらった(笑)
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[セーラーキングプロフィット] キングたる者それに相応しい品格を持たねばならない。キングとは強くとも力を誇示せず、尊敬される品格を兼ね備えて毅然とした風格をも望まれる。それゆえ常に繊細に且大胆さを要求されることも多い。小生はキングプロフィット通称キンプロの佇まいが好きだ。エボナイト軸なら出来ればややエボ焼け気味が良い、その大きなペン先は決して威圧し過ぎず、存在感を感じさせてくれる。手にして紙にペン先を置いてみれば、その完成度の気持ち良さに溜息さえ漏れて来る。モンブラン149とよく比較されるが、小生には日本人らしい威風堂々がこのキンプロから伝わって来るような気がする。優しさと力強さ、優雅さと確固たる存在感。出来れば小生にも頼もしさを少し分けてもらいたいキングプロフィットである。
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パイプ製作で有名な[柘製作所]で万年筆を立てられるようなスタンドは在りますか?と尋ねてみたら、さっそく倉庫をを調べてくれ使えそうなものが一つありましたと返事が返って来た。それではと頂いたのがこれ!底部分が丸く彫られており確かにパイプを置くように出来ている。試しに万年筆を置いてみればどうしてどうしてなかなか品があり馴染んだ風景。すぐさま送ってもらいお店で展示用什器として活用してみる事にした。しかし[柘製作所]さんには毎回その親切な対応には感服する。以前も柘さんの万年筆ブライヤー[富士]のコンビを購入する際、尾軸部分をブライヤーにしたいと無理を言ったら、親切に対応して頂き、社内検討した上で改良し販売して頂いた(写真左)。その行き届いた親切な対応はさすが[柘製作所]だと感銘を受けた記憶がある。是非また素敵な万年筆を柘製作所さんから発進して頂きたいと想う。
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山東省の首都・済南、青島より車で4時間あまり行ったところで想像より大きな街で青島とは少し雰囲気が違うがとても美しい街、街と言ってもむしろ大都会と言った方が良かろう。今回の訪問は新たに契約すると同時に先方の会社視察、盛大に歓迎され先方の会社建物前面に小生の名前入りでの大きな歓迎垂れ幕まで、これには大いに照れる。他でも体験したが中国的歓迎ポーズと言ったところか(笑)済南は市中に黄河が流れ南には泰山が控えている。街の中心に[大明湖]と言う湖があり市内各地の泉からの水が流れ込み多数の柳に囲まれ、楼閣や亭台が散在し古来多くの詩や文の舞台となったそうでとても美しい。写真の美人は相手会社から派遣され案内し介護(笑)してくれたK女子、日本語も堪能で実に有能な美人社員さんだった。(感謝)
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急速な発展で負の財産を抱えながら世界の大国となった中国、高い能力を持ち有り余るパワーを秘めたこの国の若者たちは、どこへ行こうとしているのだろうか?超高層ビル群は雲を掠めるほどに立ち並び、公害は街を覆い尽くし人が歩くはずの歩道には遠慮することも無く整然と車が駐車され昨日まで公園だった場所には今日は猛スピードで車が走り回り人は危険と隣り合わせで歩いている。でも小生はこの国が好き、東洋の文化の発祥の地であり遠く険しい歴史の中で逞しく生き抜いて来たこの国がいつの日か共産主義を越えてアジアの指導者として東洋哲学で世界に君臨して欲しいと願って止まない。覇権主義は歴史的にも何も産まないことをいつかこの国が証明してくれたらと思ったりもする。過って孔子が礼節と尊厳を教えてくれた偉大な国だから・・日本が成し得なかった夢と希望を東洋から叶えて欲しいと願うのは小生だけなのであろうか?・・
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只今青島、済南では飲んで食って主治医が見たら腰抜かすかも?なんて思いながら過ごす。仕事も終わり四時間かけて青島へ、やはり青島は慣れているせいかなんか落ち着く。今日面白いことがあった。以前日本でお世話になった中国女性、中国へ来たら電話をと約束してたので、電話したら、どうやら番号が一桁足らず連絡が取れない。あいにくメールアドレスも解らず困って、駄目もとでフェースブック(wi-fi IPadでは規制?で使えず、3Gスマートフォンなら可)でコメントしてみたら、これがヒットしメールが届いて電話する事が出来た。しかし今の世は何でも可能なのだなと改めて感じてしまった。小生は明日戻ります。

昔々、日本ではショート万年筆の花盛りの時代がありました。胸ポケットにちょいと挿し、それでいて機能的にも素晴らしく、場所とかシーンを選ばず普段使いで気軽に使えるのがいい。小生も一時期このショートに魅了され、太字のショートが目に入れば片っ端から入手していました。お嫁に行ってしまったものもあるけれど、写真はほとんどが太字。可愛くてお洒落で気軽なショート万年筆・・結構ええでっせ!(笑)
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1950年代のモンブラン146、吸入のテレスコープは今では貴重な存在。もし万が一壊れたとしても部品も少なくモンブランに持ち込んでも直る保障はない。それでもこの時代のモンブランには現行品にはない何かがある。無論ペン先の柔らかさも然ることながら、筆記具としての機能に加えて萬年筆は筆記具と人を結びつけ人がほっと出来るロマンのようなものさえ小生は感じてしまう。早い話が古い人間がノスタルジーに浸っているだけなのかも知れないが、それさえヘンタイの所以なのだろう。この146ペン先ニブは14c OBBB コルクも交換されキャップ、軸共に痩せもなく機能的にみてもエクセレント、それよりも胴軸のスケルトンがすこぶる美しい。当時のモンブランは半透明のセルロイドに黒の塗料が塗ってあり、どうやらこの146は胴軸の表面部分を磨いて塗装を剥がしたもののようだ。それにしてもデモンストレーターとしては申し分ないように想える。こうした珍品は販売するにも幾分気が引けるので機能管理をしつつ非売品として店に展示してみたいと想っている。
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