夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2012年08月

万年筆の王道ブランドと言えば誰もが[モンブラン]を挙げるであろう、ただそれだけに好きではないと言う人も少なくない。小生がモンブランと縁が出来たのは意外に遠くはない。やはりいつかじっくり付き合ってやろうと見栄を張っていたのかも解らないが、早い話、高価な万年筆だけに弄るのも躊躇ったからかも知れない。今ではモンブランは良く使うし手元にはいつも数本置いている。お店でもモンブランは当初考えていたより本数も増えてしまった気がする。そのモンブランが2006年の100周年を記念して何本も発売しているが、このヒストリカルもそのひとつ。モンブラン創業当時の『ルージュ・エ・ノワール』を復刻し珍しく軸をスライドさせてペン先を繰り出す特殊な機構で造られ象牙色の「ホワイトスター」がいかにも風景がいい。しかも金一色のクラシカルな18金ペン先の中央のハート穴の形がホワイトスターになっているのはさすがモンブランだ。ペン先形状も完璧に検品してあるようなので、こいつはインクも通さず店に展示してみようかと想う(笑)
2012-08-29 001 2012-08-29 0022012-08-29 001 2012-08-29 007

最近は細かい事には出来るだけ注意しない様に努力しているが、それでも時としてイライラすることも多い。若者は大志を抱けと昔から言うのだが、どうやら最近の若い人は小さな事に捉われ過ぎて逆に細かい気配りに知恵を使ってない様に見える。低いところからの景色は砂利石ばかり目について本来の風景が見えなくなってしまう、常に高い位置で全体を見渡せば自ずと使命感を感じてその都度チャンスも見えて来る。逆転の発想を常とすればいかなる不遇の中でも諦める必要もない。ドンドン挑戦しガンガン体験すれば知恵も度胸も大きく膨らむはず、愚痴の出る人は自分以外のところに気を奪われ本来の自分を見落としてしまっていることも多い。己が元気であれば取り巻く環境が明るくなり社会にも夢も産れる。若い時には多少やんちゃでも元気を撒き散らし歳をとったら人を元気にさせる事が望ましいのだと想う。今の日本には暗いニュースがあまりにも多すぎると想うのは小生だけであろうか?

今年創業30周年を迎えるデルタから記念モデルとして日本限定150本で発売されるDELTA 30Year-original 万年筆。ボディーにはデルタの代名詞となったドルチェビータ・オレンジに少し高級感を加えた大人の雰囲気を醸し出す深いオレンジ・エボナイトを、キャップには漆黒のブラック・エボナイトが使用され30周年を記念する “Celebrando il trentesimo aniversario ”と刻印されている。なんと言っても金属部分のシルバーにボディーのエボナイトの色合いの雰囲気が落ち着いたヘミングウェイー的でいかにもお洒落な大人を感じさせてくれる。ペン先は14金で全体にケバケバしないシルバー色が良い。これなかなかいいっす!本数が少ない中で[PEN LAND]には近々入庫予定。しばらく待って売れなければ俺が買うぅ~~(笑)
midorg30th-f

【Fountain Pens of Japan】でお店で盛り上がる、さすがですね、英文がまともに読める人は居なくとも、写真を見て興奮し知識のありったけで仲良しこよしになれるのはヘンタイならではの技と言えるのではないでしょうか?なかなか微笑ましい光景です。毎回想うのですが、万年筆とは恐ろしい道具です、見知らぬ人達が偶然入店し話しに花が咲いて2時間でも3時間でもコーヒー一杯で歓談するのですから、世の中は平和なのであります。話の推移で万年筆が売れてくれれば何より嬉しいのですが・・そこで店主は考えました。毎月28日には大須の骨董市でお店で新品筆記具は2割引きを現在実施しておりますが、新たにビンテージコーナーもおみくじ日にしてみようかと・・当たり券は只今検討中だが割引き券は次回来店時に平日でも使用可としドリンク券やラーメン券など空クジなしの大判振る舞い。どうやら大須の寂しがりや店主は儲けよりもお客の来店数を伸ばしたいらしい・・(笑)
2012-08-20 001 2012-08-20 003

小生は後ろめたい事や直接手を汚すようなダーティーな事は過去を通しても記憶がないが、毎日のように手だけは汚くなる。遵って周囲から観れば一番石鹸を使う人かも知れない。時にはワイシャツを汚して叱られることもしばしば。おかげで爪ブラシとエプロンを鬼嫁から支給されたが、エプロン姿の自分を鏡で見て以来使ってはいない。ある日、洗面所でインクを洗ってそのままにしておいたら大騒ぎになった事がある。それもそのはずインクは赤インク、とうとう小生が血を吐いたとか、子供が大怪我をしたとか憶測は勝手なものだ。危うく洗面所を使用禁止にされるところだったわい。飲み屋のねえさんの口紅よりははるかに健全で可愛らしいと想うのだが・・(笑)
2012-08-26 001 2012-08-26 002

なにやら、サーバーにもう一つバックアップサーバーを増設するとかで会社にある小生の職務室に置かされることになった。小生の部屋の三つ在る机の使用していない机の下に置くから邪魔にはならないが、あまり働き者が傍に来られるのも気が引ける。何でも24時間働く奴でいざとなった時しか役には立たないらしい?どうやらここは小生に似てるかも知れないが(笑)最近はPC関係はさっぱり解らず言われた通りに従うのみ、隠しカメラがあってもたぶん気がつかないだろう・・まぁ~観るものは無いがね(笑)昔と違ってガツガツ仕事する訳でもないし速い話が用済み廃棄ブツに等しいわけだから、可能ならば早く隠居したいと願っている。BUFFALO TERASTATION 5000って奴らしいが、音が煩かったりすぐに熱くなってしまうようならばそういうのは小生だけでたくさんなのでその時は強制退去だ。(笑)
2012-08-25 001 2012-08-25 003

やれやれ最近の東洋には節操がない。怖い怖いのボケ老人のような日本、大砲を持った餓鬼大将のような中国、ギャーギャー冷静さを忘れて喚くだけの韓国、いずれも劣らぬ大国なのに。これでは孔子もおちおち休む事も出来まい。科学や文明は発達しても人が人であるための大人としての感性には進歩はないのであろうか?口煩い老人には誠に居心地が悪い世の中だ。それぞれの国の元首は毎日万年筆で写経でも書いて欲しいものだ。さもなくば時々は国を交代して統治したらどうであろう・・お互いに少しは大人になれるかも?領土問題の尖閣列島や竹島は誰も住んで居ないようだから、それぞれが話し合って使用済み核燃料や廃棄物の処理場にして日本が管理してはどうか?それぞれ困った問題をそれぞれが解決出来る事になるやも?とりあえず腹が立っても自国の該当国のレストランや施設を壊したり、仲良しお手紙を破ったりはやめようよ。みんな真面目に必死で生活して平和を心から望んでいるのだから・・小さな子供が観たらきっと悲しくなってしまうよ

鋭いペーパーナイフを枕にして妙に落ち着いた色気が漂う萬年筆。小生が大切にしている萬年筆の中でこのモンブラン149は一際目立つ。購入したのは東京の金ペン堂、でも最初はあたりが悪く、インクもスキップしまくっていた。当時の小生は萬年筆に関してさして知識がある訳でもなかったので、古矢さんに送り返して問題ないと逆に叱られたりもした。その後我慢して使っていたある時、嘘のように快適に書けるようになった。今まではなんだったんだとまるで狐につままれた気分だった事を覚えている、その後この149は松江へ漆塗りの一人旅に出して、戻った時はごらんの通りの朱の色合いにお化粧してもらった。どうせならばと松江にある中屋万年筆店の久保さんにも調教してもらったが貪欲な小生は今から想うにたぶん究極の一本にしたかったのであろう。その後も自分なりにも遊びながら実にいやらしいほどのヌラヌラ味で普段使うのを躊躇うぐらいだ。今はほとんど出番がないが、やはりこういうイヤラシイ奴は身近に置いておかないとならぬであろう・・(笑)
2012-08-22 001 2012-08-22 003

貴方は人生で大きく影響を受けたものを三つ挙げろと言われたら何を挙げますか?小生の場合はまず音楽でしょうね、チャックベリーやエルビスのロックから馬頭琴の音色まであらゆる音楽を通して素敵な夢を見せてもらい、時には楽器を弄る事も覚えた。恥ずかしくてあまり人には言わないがジャズ喫茶で格好つけてピーチクパーチクしていたような記憶もある。次に挙げなければならないのは不謹慎ではあるが、たぶん女性であろう、誰もが若い時は恋をし愛を語るだろう、大方は恥ずかしく反省ばかりだったが幸いにも後悔した事はない、男兄弟で育った小生には、その内向きで図々しくそれでいて可愛げで憎めない感性には幾度となく戸惑ったものである。それでもつむじ風が通り過ぎた後、反省に埋もれながら小生の人間性は幾度も塗り替えられた気がする。おかげでもともと我が侭でいい加減な小生が今こうして居られるのもそんな姫様たちのおかげかも知れない。誤解されたくはないのでこれすべて紀元前の独り身のお話・・念の為(笑)そしてもう一つはやはり萬年筆であろう、それまで外でばかり戦える自分探しをしていた小生には小さなパンドラの箱を開けてようやく極々普通と言う優しさを知り得たような気がする。またそれまでまずお会いすることのない方々との縁が究極の一本に出会う旅を始めるきっかけにもなった。おかげで世に言うヘンタイと呼ばれる趣味にまで足を染めることになったのも周知の事実?・・(笑)小生にとってハラハラドキドキはオサラバする日までの楽しい夢なのであろう・・

すなみまさみち氏とランブロー氏の共著[Fountain Pens of Japan]が届いた。部数も少なく未だ手に入らない方もかなり居られるようなので申し訳ないのと同時に幸運に感謝だ。まずは値段だけあってものすごく厚く重たい。次に写真がすごく綺麗でこれだけでもかなり貴重、手にして読むにも相当体力が要るように想える。さて肝心の内容はと言うと、これがすべて英文で書かれており、学のない小生にはチンプンカンプン(笑)さてさて困った、当分は英和辞典を片手に頑張るつもりではいるが、生きてる間にどこまで内容が把握出来るかあまり自信がない。それでもこの本は価値もすこぶる高いと考えるので、お店でも大切にして見てもらうのも良いかも知れない。しかしこの貴重な本を手に出来ただけでもすなみち氏に感謝である。
2012-08-20 001 2012-08-20 0032012-08-20 001 2012-08-20 005
2012-08-20 001 2012-08-20 0062012-08-20 001 2012-08-20 011

あの悲惨な戦争が終わって70年余り、人はまた同じ過ちを繰り返す愚考に走りかけている。何処の国にとっても領土問題は妥協する事が出来ない事だけに、永遠に奪い合う事からは逃げられないのか?過っての日本がそうであったように国が力を持てば、資源や覇権に血眼になるようである。挑発や脅しで奪おうとする前に今あるものに感謝し互いに分かち合う事がそれほどまでに難しい事なのであろうか?大国ならばまず感性哲学において大人であって欲しいと想う、過って無数の人達が血を流した苦い教訓を生かすことで生きる術を模索するべきではないだろうか?人には触れてはならないものがあると考えた歴史の中の賢人の知恵を忘れて欲しくはない。病魔や災害にでも襲われれば誰もが手を握り助け合えるはず(笑)各々が互いの不信や恐れから対立するより共に耳を傾け理解しあう事で必ず道はあるのと同時に愚かな人ならばこそ見える賢い生き方がより人らしい尊さでもあると小生は信じる。互いに礼節と尊厳を大切にさえすれば、たとえ貧しくとも嬉しい世の中になるであろう、何事も捉われたら必ず落とし穴が口を開けて待っているのが世の常、恐怖が観せる捉われのドラマに結末はない・・[知性の進歩に限界を感ずるとも未だ人の感性は進化せず] 

久方ぶりに万年筆博士にインクを通してみた、この万年筆だけはいつ使ってもまず不満はない。おそらく届いてからほとんど手を入れてないのはこの万年筆博士のみではないだろうか?当りが良かった事もあるのであろうが、破錠のない萬年筆とは小生にとってはこの一本を挙げても良いと想う。鼈甲と黒水牛のコンビに叩出しのソリッドゴールドのクリップにキャップリング、胴軸の中にはバランスリングが装着されており、コンバーターはパイロットのCON70、おかげでインク量もさして気にならない。前田中氏のペン先の形状は実に変わった形状にしている。横からみるとまるで米粒のようである、小生にとっては美味しい米粒だ。小生が入院した際、この博士はわかる所に置いといて下さいと抜かしてくれた粋な万年筆仲間が居た。残念ながらたとえ昇天してもこれはあの世に持って行くんじゃ(笑)と言ってやりたいが剥きになって言うのも先が短いようでやめた。しかしながらある意味この博士は小生の性格さえも変えたかも知れない。それまでは待つ事が嫌いでなんでもすぐ手に入れたい性分、それがこの博士は約1年間待たされた。気の短い小生にとって一年は気が遠くなるぐらいの長さだ。届いた時はとうに注文した事さえ忘れていた。おかげでそれ以来待つ事は気にならず、残された寿命は短くなったが気は長くなった。喜ぶべきか哀しむべきか、はたまた忘却の如く優雅にボケを楽しむべきか・・複雑なところ(笑)
2012-08-18 001 2012-08-18 003

この萬年筆は約100年前のコンクリン・トレド、コンクリンと言えばクレセントフィーラー(リングを押さえる事でインクを吸入)当時としては画期的な発明の自動吸入装置である。全身エボナイトで身を包みペン先も当然健在、ゴムサックも交換済みですこぶる快調。よくまぁ100年も生き延びた事だ、当時は日露戦争がようやく終わり豊田佐吉が豊田式織機を設立、近代日本が始まろうとする時代だが日本の萬年筆はまだようやく産声を上げたぐらいである。そんな事を思い浮かべて改めて見てみれば余生10年あるかないかの小生には感慨深いものがある(笑)
2012-08-17 001 2012-08-17 002

20日からの一週間は開店一周年と言う事で一階[梦麺88]のらーめんメニューすべてを500円で提供。またまた行列が予想されるが、この機会に是非お試しあれ。一般的にらーめん専門店は一番商品メニューを中心にした構成だが、ここの店は一味違う手法を用いている。どのメニューも一番商品的付加価値を発進し更に限定らーめんで常に新しい挑戦を試みるやり方。使用される麺もメニューによって異なり三種類の特種麺を使っている。収益的には決して有利ではないが、常にお客の心を揺さぶるメニュー展開。らーめん業界において長年影の応援団としての経験を生かした異端児的ならーめん店ではないだろうか?量より質に重きを置くことに専念してみた。まずお店で注文すると他のらーめん店では見られないことに気がつく、作り手はらーめん一杯一杯を常に味見をしている。これはらーめんとは素材の総合料理であると言う考え方で当然のこと、次に一度にらーめんは二杯づつしか造らない、したがって提供には多少時間がかかる。美味いらーめんには多少の手間隙からは逃げられない。らーめんとは中華だと思い勝ちだが、作る職人は日本懐石料理の列記とした職人。常に素材にこだわり味の三風(風土・風味・風景)を忘れない。ここでは餃子すら岩塩やわさびで提供している!?提供する料理と来て下さるお客様に責任が持てることこそ外食のもっとも大切な事ではないだろうか?気合の入った一杯のらーめんは日本において元気を発進する大切な外食料理だと小生は信じる。

これは50年代の頃のシェーファーのバランスモデル、とてもセルロイドの茶縞が情緒があって美しい。書き味も硬めだが心地良く、レバーフィーラーも驚くほどの良く吸ってくれる。ところがこの胴軸、どうやっても首軸から抜けない。ペン先を抜いてお湯につけたり考えられることはやってみたがなんともビクともしない。したがって今は問題ないが、いずれゴムサックを交換したくても交換出来ないのである。おそらく前使用者が接着剤で固めたのかも知れない。なにせ古いお爺さんゆえこれ以上無理すればビシッ!と逝きかねない。またまたペンランド店長所有の萬年筆が一本増える事になりそうだ。以前よりレバーフィーラーが欲しい欲しいと独り言を言っていたから、ひょっとして彼が自分が欲しくてわざと接着したのかも?なわけねぇ~か(笑)
R0012445

このページのトップヘ