夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2012年12月

どうやら今年最後の萬年筆記事となってしまったが、これはPelikan #500 。12月10日の月曜日の調整報告Pelikan #500 14C-M(万年筆評価の部屋)でも紹介されたが、通常ペリカンのペン先ソケットはネジ式なのだが、この500は珍しい差込式ソケット、しかもヘロヘロペン先と言われるほど柔らかい。所謂[淫らな書き味]と言う奴だ。確かに持ち主を思い起こせばピッタシと想ったり想わなかったり?実はこれ尾張藩では有名な脚本家A氏の持ち物。全身が古いインクで使い物にならないぐらいこびりついていたそうだが、なんでも当時出版社からの頂き物だったらしい。そんな貴重な#500だが森師匠のおかげで見事、世に蘇った。大切に使ってもらいたいと想いピッタシのdrkrペンジャケットをつけてお返する事とした。どうぞこれからも淫らな人生をお楽しみ下され(笑)そして何方様も良いお年を・・
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今年もまたゆっくりと一年が過ぎていく、思い起こせば反省ばかり。やはり今年も走りすぎた気がしてならない、いつもなんとかしようとばかりに前しか見ておらず、時に冷静さを怠り足元の甘さが目立つ。おそらくは周りにも数多く迷惑をかえた事であろう、年の暮に免じてどうか許して頂ければと願う。されどよくぞ小生如きに目を瞑り奔放にさせてもらえた事に改めて感謝をしたい。また来年も懲りずに前ばかり見るしか能がない小生なれど謹んで宜しくお願い致します。最後にHENTAIの皆様を代表して定例の念仏を唱えたいと想います。[今年も知らぬ間にたくさんの萬年筆を手に入れてしまったなぁ~] 来年は深みに堕ちるほどに萬年筆に近づくなら是非ペンランドにてお待ちしております・・(笑)
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このモデルは1940年頃のアメリカの機関車をモデルにしたそうで、いかにも頭でっかちな流線型はそれらしい。デザインはアールデコ調でレバーフィーラーが良く似合う。やはり小生はレバーフィーラーが好き、メンテも楽だし部品も無くなる心配もない。それにレバーを起こしてインク吸入している風景は萬年筆らしくて良い。しかしこの頃のものは風情があって何でも個性的で魅力がある。ニブは太めのMで比較的小さめのペン先に関わらず書き心地は悪くない。おまけにインクビューまであるのはありがたい。話は変わるがこの頃の女性ファッションは女性的で優雅なエレガントさが美しい。年の瀬は穏やかで優雅な気分で新しい年を迎えたいものだ。
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ビンテージ萬年筆は程度の良いものから使い物にならないようなものまで差が激しく、よくよく吟味しないとお奨め出来るものも決して多くはない。そんな中でこのウオーターマンレッドリップル№52FLEXIBLE MEDIUM はとても書き味も魅力的で1925年のお爺さんとは言え風情もありそれでいて決して古ぼけてなくて素敵だ。故にペン先も入れ歯ではないしゴムパンツのリストアしたからインクのお漏らしの心配もなし、Bに近いMニブでなんと言っても大らかな優しさがある。小生は以前はヴィンテージだけは手を出さまいと決めていたのだが、最近は結構はまってしまったようである。お店をやってるから仕方ないと言えばそれまでだが、やはり良いものは現行の萬年筆にはない渋い味に隠れた得も知れない魅力があるから怖い。やはり古いものには毒があるようである。くわばらくわばら・・(笑)
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前にも話したと想うが感動とは、自分の中でも相手の中でもなく、自分と相手との真ん中に産れる心情である。舞台で演じる側でもそれを鑑賞する観客側でもない。その真ん中に沸き起こるものと想う、従って一方向からでは感動も喜びも感じてはこない。萬年筆でも同じことが言える、萬年筆そのものはただの道具に過ぎないが、萬年筆に愛おしく自ら近づき萬年筆をもっと良くなれと自分に引き寄せて始めてその感動を味合う事も可能になってくる。ようするに自分に合った書き味に進化させヘンタイ愛を注ぐことによりけったいな道具も三種の神器にもなると言うこと。ただしこれは自分のモノにしてからの話。他人様のモノは決して自分の思い通りにはならないししてはならぬのがヘンタイならではの節度と礼儀なのである(笑)

プラチナ萬年筆に二年前から[出雲]ブランドがある。伝統を重んじるプラチナとしては遅いぐらいのデビューだろう、キャップ、胴軸のエボナイトに溜塗り漆仕上げしたなかなかの秀品。ペン先は大型18金で細・中・太。この萬年筆なら太を選択したいところだが、プラチナの細は捨てがたい。専用桐箱と出雲和紙「三椏(みつまた)」、茶扇袋が付くと言う豪華さで手が届く範囲での萬年筆になってるのが嬉しい。是非一年目のペンランドでも遅まきながら取り揃えてみたいと想う。
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世の中、夢が霞んではならじと、サンタは本日走り回る日。東に寂しそうな子があれば行って玩具をプレゼント、西に借金に苦しむ人あらば、行って背中を擦って一緒に泣くヽ(≧Д≦)ノ ウワァァン!! 。ほんにサンタは忙しい~そんな優しく忙しいサンタなのに悲しいかな、誰からもお礼の挨拶ももらえず、行った先々でお茶さえ出してもらえない。それでも今夜のサンタは大忙し大忙し~~・・なにはともあれ、良い子?の皆さん、全国のヘンタイの方々、Merry Christmas!!
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東海ペン倶楽部には業界屈指の幹事がリーダーだけに集まり事は、楽しみ一杯、企画満載で退屈することはまず無い。当然宴席会場での美味いところの不自由さはまず持って心配無用、東海には何かやろうぜメンバーが多いので、これから先がお楽しみだ。それだけに個性の濃い人も少なくないので、正直幹事さんもまとめるのは一苦労であろう、歴史的には信長、家康、秀吉と三英傑が出た名所だけに無理もないのだが・・いずれ[尾張名古屋はペンで持つ]なんて言わせてみたいものだが(笑)出席された方々、ありがとう御座いました、来年もどうぞよしなに・・感謝

いよいよクリスマス、現実的には苦しみマスと言いたいところだが、それでも子供たちや世間では一年に一度の楽しいクリスマス。そこで気分は大いにクリスマスなので、本日はクリスマス・オブ・モンブラン!過っての名Writer達が三人揃ってメリークリスマス。92年ヘミングウェイ・94年オスカーワイルド・99年マルセルプルーストいずれも萬年筆好きには近くて遠い存在だが、風の噂では名古屋大須の変な喫茶店でデュマも加わり新年を前に身支度を整え新しい主人を待ち受けているそうな・・(笑)
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ウオーターマン・パトリシアンは1920年代頃にアメリカで製造された名品中の銘品。程度が良い事もありそれなりの価格になってしまいその状態で店頭に並べるのも気が引けるし、自分で使ってみようと自宅に連れ帰ってしまった。改めてじっくり吟味してみれば、素晴らしい~!実に良い!ペン先をそれなりに診て整備したところ、非の打ち所がないロマン細字に変貌しアールデコ風エレガントな佇まいも伴って言うことなしの一本と相成った。これって本当に90年も前の萬年筆なの?と正直、首を傾げたくなる。いやその時代だからこそ、このなんとも言えない味が出るのだろうと変に納得、正直手放せなくなるのでは?まぁ~良いものは誰かにも使ってもらいたい願望もあるし、それまでは大切に整備しておこうと想う・・(笑)
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[人生のたのみがたく、栄枯盛衰の浮世の、はかなさよ]『枕中記』の一説だが、唐の盧生という青年が、身を立てようと楚そへ向かう途中、邯鄲の地で道士に枕を借りてひと眠りし、その間の夢で、栄華を尽くした一生を送るが、目覚めてみると、まだ炊きかけの粟飯もできあがっていない程の短い時間にすぎなかった、という人生の栄華のはかないことのたとえ話。所詮この世で起きる楽しき事も苦しき事もすべては長い様でも一瞬の夢なのかも知れず邯鄲の夢、邯鄲の枕の上で垣間見るひとときなのであろう。それが夢ならばいつかは覚める浮世の人生。
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一般的にFlexibleとは、柔軟性、撓みやすい、柔らかい、しなやかさと言う意味だが、萬年筆にこなれてくるとこのしなやかさに惹かれる人も少なくない。小生もそうなのだが、逆に堅牢、重厚、剛健的な破錠のない書き味も悪くはないし、早書きの人や筆圧の高い人などにはこちらの方が実用的と言えるだろう、デュポンやウオーターマンのエドソンがその例だ。後者の方は書いてみたら意外にいいではないかが良く聞く話。しかしまるで筆のようにしなやかにソフトな感触はやはり萬年筆の醍醐味。写真はエバーシャープのFlexible ニブを装着したバーガンディーの美しいレディペンだが、ビンテージのレディー用は実は現代では男性が惹かれるのが愉快で面白い。このペンも小生のように時代に遅れた渋い感性の男性にはぴったりなのかも知れない(笑)
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今回紹介するシェーファーライフタイムバランスは、素晴らしい。無論リストア済みで吸入はバッチリだが、なんと言ってもペン先がすごい、シェーファーには珍しく適度な14金FLEXで実に気持ち良く筆記出来る。ややスタブ調のニブにスラリと伸びたペン先は堂々とした佇まい。小生が知ってるシェーファーペン先とも一味違うようである。更にグリーンマーブルの模様はいかにも落ち着いた粋でお洒落なバランスを印象つけている。たとえ100年経っても通用する佇まいは復活した安倍内閣にも是非バランスの良い絶妙な政治を真っ当し人類平和の為に日本人として後悔のない歴史を作ってもらいたいと願う(笑)
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自分がいいなって想いケースに展示してあるデルタ30周年。キャップ、首軸、尻軸にエボナイトが使用され色の変化を抑える特殊な加工が施されている。ペン先は14金で風景的に、とても色合いも品が良い。無論小生の好みではあるのだが・・趣味も嗜好も人それぞれで、萬年筆ほど自分の好みを選べる道具も少ないであろう、それだけに自分には何が似合うのか、自分はどんな物が好みなのか、じっくり考える必要もある。まぁ~その為にどんどん本数も増えるのは痛し痒しだが・・(笑)
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[Easier said than done]民主党から今度はまた自民党へと政権は替わり毎年のように総理が入れ替わっているこの日本は世界のリーダーとしての国家からは遠ざかるばかり。人間の生き様の終点は[言ってることとやってる事を重ねられる事]であろうと想うが、これが実に難しい。問題はその努力を怠らない様に生きるという事が肝心、いい訳をいくつも並べるようでは覚束ないのだ。過去を観、未来を考えて決して現実からは目を離さない、こちらよくてあちら悪しは大人の行動にあらず。常にすべて良しを目指してこそ意味がありその努力に本来の価値があると小生は考える。来年こそは大人としての国家を夢観て今日の今をやり遂げて欲しい。政治家よ周囲に気を捉われるな!湧き出でたる想いこそ唯一の原資であり滲み出でる謙虚さこそ最大の優しさである。

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