夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2014年02月

余命と言っても命が消えるわけではなく社長業としての退職までの残り日数が153日、なんやそんなの暇だからと言って数えるなよ、と言われるかも知れないが、小生自身にとっては半生を費やした役職から退職なので、多少感じ入る事がないと言えば嘘になる。定年退職される方々の気持ちが今少し解り始めた、小生の場合は立場は変わってもやる事にさほど変わりはないようなので、まだ救われるが、定年で会社を辞められる人にとっては生活自体が大きく変わるのであるから、察するに余りある。人間仕事から離れてしまうと碌なことはない、使命感や夢があるからこそ生きている充実感も得られるのであるから、頑張れる時は年齢や収入に関係なく頑張って仕事に従事するに越したことはない。「われ十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところにしたがいて矩を越えず」とは孔子様だが、愚かな小生の場合「われ十有五にして道を反れ、三十にして挫折し、四十にして諦めず、五十にして身の程を知り、六十にして道逆い、七十にして心の欲するところにしたがいて利を越えたり」かな(苦笑)
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世の中には変わってはいけないモノと変わっても良いモノがある。小生はあるきっかけで万年筆と言うものに惹かれ万年筆を通して少なからず学び多くの人たちを知る事に繋り、あろう事か『ペンランドカフェ』を自ら運営する事にもなってしまった。買う側から売る側に身を置き換えた訳である。そうなると不思議なもので少しでも万年筆を多くの人に知ってもらいより多くの人たちに使って欲しいと想うようになる。日本は万年筆製造においては先進国であると信じているが、万年筆普及国としては未だ発展途上と思えてならない。理由はいろいろあるであろうが、我々提供する側にも古き時代の概念と現代のノーリスク責任とがあいまって一般消費者が蚊帳の外に置かれてしまっているような気もする。いつの世も嗜好性や趣味性の高い商品はリスクを負うべきは売る側ではなく常に使用者側である事を忘れたくはない。使用する側には同好会らしきものがいくつかあるが、万年筆を末永く使う為の情報交換的な意味もあるので、それはそれで大いに感謝すべきであろうが、むしろ提供する側に、よりもっと健全で安心感を発する仕組みが今以上にあれば、また違った集まりも増えていく事であろう。100年も使える万年筆を安心して購入し気持ち良く普段使う事が出来たらさぞかし愛好家も増えることと想う。万年筆とは便利であっても個人の趣味嗜好が高い道具ゆえに自己責任の上でケアし、より欲しいと想える万年筆を楽しめる市場で普及させたい。現行品の新品とヴィンテージは大きな違いがある。ヴィンテージはいかにメンテ・ケアをしながら後世に永く残し伝えていくか、そしてその歴史を多く取り入れ新たに産み出された現行品をいかに安心してメーカーや販売店から購入して使いこなしていくか。小生はこれからの万年筆販売店のあり方について模索しこれからもゆっくり考えていきたいと想う。
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世間ではそろそろ卒業式・入学式の時期を迎えようとしているが、考えてみれば小生は出会って学んで実践し送り出す事が不器用なりに好きなのかも知れない。素材とめぐり合い学び少しでも恥ずかしくない姿で送り出す。それ自体素晴らしい事だと想える。中国からの若い子たちも日本で学び小生の元から多くの若者が祖国に帰って行った。我が社では造り出された商品が全国に連日休むことなく、配送され今日も何処かのレストランで誰かの胃袋に届けられていることであろう。ペンランドでも世界中から集まったヴィンテージ万年筆を整備し治されお店で並べられ毎日のようにお嫁に出している。88では厳選された食材でお客様に卒業証書を頂くべく日々味に磨きをかけ一杯づつ火打石で送り出す気持ちで、ありがとう御座いますと送りだしているのである。巷での商いとは早く言えば学べる学校のようであるべしと自認し且、心がけトップや幹部を含め関わるすべての人が何かしら金銭以外でも得られるものがなければ、存続も継続する事もおそらくは不可能だと想う。そんな学校になりたくて早い話が今日も入学と卒業の真似事を繰り返して夢を見ているのかも知れない。
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小生はもうすぐ65歳、本体事業の社長もほぼ40年近くやり続け、ようやく8月を期に社長を辞し新たに会長職を頂く事となりそうだ。長い一匹狼職の中でいろいろな事があり苦難も決して少なくはなかったが、どんな時も決して諦めずやり続けてきたがそれが良かったのか悪かったのか知る由もない。思い起こせば多くの人に支えられ助けられた事だけが、救いだった気もしている。とは言え第二幕は徐々に幕も上がり始め、またしぶとく新たな挑戦に、この身を委ねてみたいと考えている今日この頃である。今回の旅の中でルート66に終点があったが、方向音痴な小生の拙い『諦めない旅』は、まずは夢の続きから始めてみたいと想う・・(笑)
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小生の好きなアメリカは1950/60年代のホップ・ステップ・ジャンプなアメリカン。あの頃のアメリカはすべてが若く輝いていたように想う。当時のアメリカンポップスも好き、初期のダボダボズボンに立て襟のやんちゃな『ELVIS』は最高である。すぐに健康や安全を唱える今の時代は正直つまんない。冒険や挑戦はエイトビートな欠かせぬ青春のブルース♪心躍る夢のトキメキなのだ。だからついついポップな店を見つけると思わず入ってホットドッグにコーラを注文しちまう。そんな店にはやんちゃな兄ちゃんがいるものだ。やっぱ居たぞと思えば鏡に映ったやんちゃな爺さん←俺やった(笑)静々と店を出て外の喫煙スタンドの小さな穴をめがけて( ̄ー+ ̄)y-'~~~をふかすのはどうにもこうにも気が進まん(笑)
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ビバリーヒルズ観光途中、小生は用を足したくなり映画『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアが宿泊していた高級ホテル『Beverly Wilshire Four Seasons』のトイレを拝借する事にした。キンピカトイレを汚した後は映画の中でジュリア・ロバーツが買い物三昧した『ロデオ・ドライブ』、『トゥーロデオ』 と呼ばれる石畳の通りには時計好きには素通り不可能な場所。好きな時計を二三個も買えば軽く億に届くであろう、小生は素通りもしないし無論買い物もしない。正に散策の醍醐味だな(笑)この辺に駐車してある車も只者ではない時価一億八千万の『ブガッティー』なんでもボーイが時間になると駐車料金を足して一日中駐車してあるそうだ。お登りさんの小生はそんなビバリーヒルズを後にし5キロほどの通りに2000以上の有名人の星型のプレートが埋め込まれたハリウッド通りへ、なるほどあるわあるわ、なんとドナルドダッグの足形まで・・是非踏み付けてみよう有名人。おっと踏みつけてはいけないお人があった。そう、我が青春『エルビスプレスリー』だ。彼のプレートを探す事、10分。見つけた!それはハリウッド通りの入り口に『ビートルズ』と並んでの特別席に、この二枚は輝いていた。兄貴!やっときやしたぜ、この次はメンフィスに行かせてもらいます、と密かに呟きハリウッドを後にした(笑)
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とかくペン以外でもショッピングは、いいなって思った時が買時、立ち寄ったブーツ屋さんで並んだウエスターンブーツに圧倒、もう少し若ければ小生もと思い巡らせていたら、お二人様がなかなかのブツ(ブーツ)を買われておりました。う~ん、さすが・・!途中小腹がすいたのでロスで一番人気のPink'sと言うホットドッグ屋さんへ、ものすごい行列でやっと食したホットドッグはアメリカンテイストで美味かった~(笑)肝心のペンショーではペンの物色中、ふと見つけたデュポンライターを性懲りもなくまたまた買ってしまった(何しに来たん?)し、ちょっと寄ったお店で見つけたBIGALLIの帽子がなんとなく似合ったのでこれもゲット!衝動思いつきのショッピングは、いと楽し(笑)
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生まれつき思うが儘のどうしようもない性格でそのうえ稀有な方向音痴な爺が7名も引率するのであるから、何も起きず無事なはずもない。着いたとたん約一名ホテルに残したまま出発、それも10分ほどして御本人からの電話でようやく気がつくと言う不届き千万。御本人には申し訳ないやら、謝って済むことではないが、幸い御当人が心の広い寛容な方だった事もあり、辛うじて笑って獄門の刑から免れることが出来た、これが小生だったら言うまでもなくブチ切れていた事であろう。それでも現地のお世話になったM氏の案内のおかげで初日はペンショップ巡りをさせて頂き、中には遠き古の万年筆の貴重な道具類など拝見させてもらった。ロスの夜は初日から連日ほぼパーティー状態で過ごし、正直何をどれだけ食べたのか記憶も定かではないが、とにかく美味かった事だけは脳裏に焼きついている(笑)
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ペンは仕事上、興味はあるが、小生はガツガツするほどの愛好家でもない。むしろアメリカにはそれ以上興味深いものが山ほどあるので、ここでの散歩は楽しくて実に愉快愉快。そんな放浪散歩はおいおいご紹介するとして、まずは名古屋のエルビス爺さんは行けるところは行って参りました。あっちこっち行って観て食ってブラブラしてたら、目的が何やら忘れて楽しんでしまった。おっとそうやった今回は『ロスペンショー』でしたな(笑)
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観たくないモノが届いた、とうとう小生も黄昏老人の仲間に入ったかと少々気が滅入る。敬老とは聞こえが良いが、要するに、足元も危ないし目も悪いだろうから静かに老人として、これからは大人しく生きなさいと言う戒め自制手帳に思えてならない。確かに肉体的には否定し難いところもあるが、捉われやしがらみから開放されて、これからが自由奔放に第二の人生の門出であるから、せめて盛春(せいしゅん)手帳とか夢つれづれ手帳にしてくれればと想ってしまう。まぁ~おまけで敬老パスももらえるだろうから、愚痴もほどほどにしておこう(笑)
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普段、海外旅行は慣れているはずなのに、何故か今回は団体旅行ゆえに心配を心配しつつ不安を探し回ってる自分が居るようである。いつもは社員が旅行会社と段取りし小生は何も心配しないで居れば事は足りたが、今回は案内してくれる現地の知人も居る事だし仕事を離れ社員も頼らず小生が団体の手配してみようと思ったのだ。まぁ~小生の場合、旅はいつでも行ってみてから考えるいい加減な性格なのでより慎重にならざるを得ない、一応はなんとかなるだろうと思うが、この歳になると他人様には迷惑はかけたくないとどうしても力んでしまう。年寄りの身の程知らず?いや取り越し苦労と言う奴かも知れない。仕事柄中国や東南アジアは年に何度も行く事も多いが渡米は意外に少なく今回は3回目、次回はイギリスやドイツのペンショーにも行ってみたいとは思うのだが、方向音痴爺ゆえ間違えて冥土へ行かぬ様にしなければ(笑)・・とは申せまだまだ楽しみたいのでまずはロサンゼルスペンショーへ行って参りたいと存じます。Because, the pen is calling me.
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3月12日(水曜)18時よりのペンランドカフェの朗読会がとうとう決まりました!しかもタイトルは『金子みすず物語』更に劇座から4名天野鎮夫アマチンさん入れて5名の主演!ペンランド初めてのドラマリーディングです。今回は客席もテーブルを取り除き、客席を増やして上演予定。無論今回もドリンク付きで2000円で開催します。とは言え席数に限りがありますので、予約は早めにペンランドに申し込み下さい。
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ひとりとの出会いが人生を変え、一本との出会いで新たな自分に出会う。自分で自分を変えようとあがいても世の中容易ではないが、人との出会いの中で思いがけなく自分が変わっていくことがよくある。ふと気がつくと以前の殻の中の自分がちょっとしたきっかけで一皮剥けて大人になっていることを感じる事もある。縁とは不思議なものだ、同じ様に一本の万年筆を手にした時、我が想いを文字に描き、自分の気持ちを人に伝えたいと思えてくる。達筆であろうが悪筆であろうが、万年筆は寛容にそれを文字に置き換え伝えたいことを相手に届けてくれてしまうから不思議である。おそらく万年筆とは書かれる文字以上の想いを表現してくれるからだろうと小生は勝手に想像する。好きな萬年筆で大切な人に手紙を書いてみる、そんな自分を嫌いになれる人が居るであろうか?そこには素直に何かを求め、人に夢を観る自分自身が居るのだから・・きっと素敵な奴に違いなかろう。
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ドジでボケで方向オンチな小生だが、来週はロサンゼルスまでまた懲りずに散歩してこようと想う。今回は万年筆御縁のつれづれ散歩、ペンショーはワシントンに続き二回目だが、いろんな方々と知り合い様々な体験を通して先行き短い人生に華でも添えてみたい、そんな期待に想いを馳せながら、ブラリ出かけてみるのも楽しいものである。といつもなら呑気にケセラセラなのだが、今回はお誘いした同行者が何人も居られ企画も頼りない小生任せなので、聊か気が抜けない旅になりそうだ。さりとて性格は今更変わらないし御一緒される方々には申し訳ないが勝手気侭に徘徊させてもらおうと想う。さて今回はどんなハプニングが小生を待ち構え楽しませてくれるのか不安を横に大いに期待したいところ・・(笑)
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