夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2016年06月

初めて兄弟で一泊散歩した。一緒に温泉に入り弟が「兄貴、長生きしろよ」と背中を流してくれた。嬉しかった。言葉では表現出来なかったが、優しが背中を通して伝わって来た。兄弟っていいなぁ~思わず目頭が熱くなるのを感じた。亡くなった母の言葉が思い出される。父の思いを忘れず大切にしておくれ、そして弟の事を頼むよ、お前ならきっと出来るから・・そんな母の言葉を今も忘れてはいない。充分ではないにしろ、自分では精一杯頑張ったつもりだったが、結局は小生一人では何も出来なかった。助けられ支えられてなんとかここまでやってこれた。弟に背中を流してもらいながら私は嬉しさと感謝の気持ちで「ありがとう、お前もな」と言葉を返した。
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志摩の磯部町的矢に創業60年の『いかだ荘山上』と言う料理屋がある。宿泊も出来るが食事をすれば無料で露天風呂にも入らせてもらえる。という訳で二日目は昼食前に一風呂浴びてから的矢湾を眺めながら牡蠣づくしの的屋牡蠣料理。至極大きな牡蠣が焼いて蒸して生で寿司でと様々な料理にて牡蠣がたらふく食べられる。
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守り続けた仕事も家族もゆえあって距離をおいている今、久しぶりに伊勢神宮でもお参りに行こうと思い立ち、弟夫婦を誘いクラブマンを駆っていざドライブ。思えば今の会社を設立した年、僅かな社員たちを共だって出かけた事が思い出される。あの頃は苦しかったが夢に満ちていた、やれるかどうか解らないがやれるだけやってみよう、そんな意気込みに何も恐れず何も考えずただ突き進んだ気がする。あれから従業員も100名ほどに増えたものの逆に私はひとりになったのは皮肉なものだ。それでも健全で順調に頑張ってくれていればそれ以上望むものもない。これからは穏やかに気楽に日々を過ごせれば嬉しい限りである。二拝二拍手一拝
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もともと造り屋の小生は、何を観るにしろ何を体験するにしろ更に良くしよう、もっと良いモノを目指そうと日々メーカーとして、そのポリシーを忘れる事は無かった。そんな思いが新たな商品を生み出し挑戦や創造性を生み出して今に至った。引退した今、その気持ちが仕事に活かされる事は無くなったとは言え、興味あるモノを手に入れそそるモノがあれば試してみたい気持ちは些かも衰えてはいない。最高とは何か?最上とはどういうものか?そして人生を後悔しない為にも正規品とリプロダクトを見分ける知識を養う。そんな探求心は悲しいかな老いた心に未だ脈々と燃えている。
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どんな料理も、それを盛り付ける器が素敵であれば、より料理も美味しく頂ける。同じように人にもそれなりに味わいのある器であって欲しいと想う。すんなり受け入れて自分の力に変える人。なんだかんだと理由を付けて、拒絶する人。常にプラス思考を意識し、細かいことにこだわらずに生きていける人。ネガティブに他人のせいにする人。自分がどんな情況に置かれていても、冷静になり、その感情で他人を不快にしないように気持ちをコントロール出来る人、人様を大切に思える人ならば、たとえどんな人でもきっと器も大きな人でしょう・・
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ひとり暮らしも一年半過ぎて気分を変えたくなり我が隠居宅の模様替え思い立った。そこで冥途待ち爺が処女ドライブにでも行こうかと不慣れな新車で、一路カリモク本社ショールームへ。ナビの使い方で戸惑ったもののようやく使いこなして到着、興味があったリクライニングチェアーのコーナーへ、30分ほどあれこれザ・ファーストの話を聞くうちに気が付けば契約書にサインを終えていた。いくつになっても我が煩悩は収まる様子もなく大人にもなれそうにもないようである。受注生産らしく納期まで一か月ほど待たされる、まぁ~限定万年筆やセーラーインクよりは早いか(笑)

時折、突然のように深夜目が覚め、仕事の心配が脳裏をかすめる。おそらく永年に渡る習慣が今も抜けきらないトラウマなのであろう。人は環境の中で生きる術を学び、人が環境を造りあげ、やがてはその環境が人をも支配してしまう。職業病と言ってしまえばそれまでだが、考えてみれば人の存在なんて哀れなものである。もう何も心配しないでもいいよ、と言われて我に返ってもまた次の時間に同じ事が繰り返される。まるで薬物やアルコール依存症の患者が必死で呪縛から逃れようともがく姿に似ているのかも知れない。人生を賭けて手にした責任なんてそんな下らないある種のメンタルシックなのだろう(笑)

爺様の新たな足が来た、良い歳してミニクーパーかと言われてしまいそうだが、どうしてどうしてBMWに嫁入りし躾されて車としての完成度もなかなかのもの。肩肘張ってバリバリ働き盛りが好むであろうAUDI・A4やベンツCクラス等も悪くないが転がすぐらいなら、駐車も無理のないこっちの方が気楽で楽しい、敬老パスとステッキ片手にクラブマンで老いたるハン・ソロはブラブラ放浪するか・・(笑)
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老兵は去りトップも若返り新組織も期待の中で動き出す。会社や新社長(息子)がヨチヨチ歩いていた頃が懐かしいが、親は居なくとも子は育つモノ。88新店の紹介を含め業界紙に掲載された我が社の記事を観て心からエールを贈りたい。難しい景気での舵取り、なんとか増収増益だそうなので、やはり引退は正しかったのであろうと確信する。そしてこれからは気楽に人生を楽しみながら過ごす事が出来ればと願っている。加油 my son! 加油 my Company!    from yumemachi.
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