夢待ち爺散歩《yumemachi》 

夢は観るもの・愛は育てるもの・心は許すもの・明日は信じるもの

2016年11月

雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫なからだをもち慾はなく決して怒らずいつも静かに笑っている一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べあらゆることを自分を勘定に入れずによく見聞きし分かりそして忘れず野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて東に病気の子供あれば行って看病してやり西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい日照りの時は涙を流し寒さの夏はおろおろ歩きみんなにでくのぼーと呼ばれ褒められもせず苦にもされずそういうものにわたしはなりたい
                                 宮沢賢治
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縁も所縁もない可愛い息子?との本日の夜食は伏見の白川公園近くにある以前息子がお世話になった‘‘和奏”Wakana。欧風料理とワインの居心地の良い空間で食事という時間を楽しめる『和みを奏でる』がコンセプトのとても優雅で落ち着けるお店。料理は食材に和を取り入れ小生の好きな味の三風(風土・風景・風味)が感じられ久しぶりに食に刺激を味わう事が出来た。イタリア人気質は本当に満足した時は料理をあえて褒める事はせず、渋い顔して「まぁまぁ~だな」とひねくれて言うそうだが、小生は「まぁ~まぁ~ま・い・う~やないか」と顔を崩して言わせて頂こう。是非お薦めしたいお店である。しかし当分は縁も所縁もない、いつどこへ消えるか解らない赤の息子(他人)に振り回されそうで大いに楽しみだ。
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一線を退いたのち大いに感じ苦悩したこと、それまで深く熱く愛して来た事は実はさほど理解され愛されてなかったと言う受け入れがたい現実。それが悪い事と言う事ではなく、ひとりよがりな生き方には自分が思うほどには現実は決して甘くないと言う事であろうか、所詮男の思い入れなんてものは自己満足に他ならない。今は失ったモノより今あるモノに感謝しつつ世間の煮え切らない現実を受け入れる事に心血を注いでいる。いつかはそれが普通になり無力な自分を許せるようになる事であろう。人生なんてそれ以上でもそれ以下でもなく、そんなものかも知れない、強引に走り過ぎたオーバーランナーには急に歩くことも不器用にしか出来ないのが如何にも哀れで悲しい・・そんな気がしてならない。
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所用があり近江彦根へ赴いた。彦根と言えば彦根城だが、それよりなにより近くのお店で頂いた近江牛のステーキは程よく柔らかく口中にてとろけるが如く美味かった。さて彦根城は初めてだが、なかなか噂に違わず美しい城構え、天守閣まで登ってみたがそこに至る階段の急な事、歳のせいか恐る恐る登ったり下りたりでなんとか無事着地。あぁ~情けなやは運動不足な爺様なり
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-碇豊長-
蒸雲蓋地更無風,
吾道非邪程欲窮。
拂拭難淸閉塞感,
應須知足二毛翁。

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また定例の昼飯ドライブに消えたい奴を誘って湯の山温泉近くの猪と鴨鍋の[囲炉裏 やましげ]へしし鍋を食べに行った。無論、活を入れる為の誘いだが、実に世話と金のかかる奴だ。しかしコテージの個室になっておりここの店主は実に田舎っぽいモードのとてもいい感じのおやじで、提供されたしし鍋も味噌味鍋で美味かった。次の会食も次の次の会食も約束し当分はお互い消える暇などないであろう(笑)
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昭和9年(1934)のインド仏跡旅行でシャム(タイ)に立ち寄った松坂屋初代社長伊藤祐民氏は、 特命公使・矢田部保吉の要望を聞き入れ、帰国後 昭和10年(1935)に名古屋 日暹協会を設立、会長に就任し、昭和11年(1936)から9名のタイ 留学生を含め数多くの留学生を迎え、揚輝荘で育成しました。 今年はタイ留学生育成80年になり揚輝荘では日本とタイを繋ぐ要人や河村市長や松坂屋十六・十七代伊藤家も迎えセレモニーが開催され小生も招待され参加させて頂きました。想い起こせば2年半前、小生も社長引退式をここ揚輝荘でさせて頂き父の人生と小生の人生が永い年月を通してようやく重なった瞬間を味わえた喜びと家族を含めみんなが祝ってくれた事は本当に本当に嬉しかった。今考えればあれが小生の人生に於ける頂点だったのかも知れない。
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滅多に巷に姿を出さない万年筆西国大名の友(Pen and messageY氏)がペンランドに来店してくれた。と思いきや偶然にもPEN'S ALLEYのTさんも来店、誠に光栄が行ったり来たりである。久しぶりの力を抜いた萬年筆談話にしばし隠居身分も忘れ熱き想いも蘇りました、心より嬉しく感謝致します。次回は尾張の足軽爺さんが是非西国を訪ねたいと企みながら大須のナポリピッツァ職人世界選手権で優勝したと言われるピッツェリア トラットリア[チェザリ]で昼食を共にした。
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愛知県で紅葉と言えば香嵐渓だが、少し足を伸ばして山道をドライブし野原川観光センターへ椎茸(食べ放題)の昼食に出かけた。釣りたてのマスや肉を焼きながら会食出来るのだが、今の小生は小食なのではっきり言って多すぎた。それでもやや早めの紅葉を観ながら川べりでの憩いは心も休まる。
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世の中には気に入る事もあれば気に入らない事も多い。気に入らないからと言って嫌いになり拒絶するのは容易だが、それでは好きを押し付けるだけの傲慢に他ならない。気に入らなくとも許せるからこそお互い理解し合えるものである。今回の中国出張で青島便は時間変更があり、早朝が午後便になり帰り便も夕方便が昼便に変更になり多少ゆっくり出来ると思いきや飛行機は遅れる飛ばない相変わらず不親切さは変わらなかった。中国がいい加減と言うよりむしろ日本が時間に厳粛で人に親切と考えるべきなのであろう。今の中国は矛盾も多く自己中のような印象さえ感じてしまうがこれも歴史の過渡期なのだろうと深くは考えない様にしている。人も同じで一時腹が立つこともあるが、いずれは理解し合えると信じたい。良いところも悪しきところも含めて受け入れる寛容こそが愛なのであろう・・
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